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ふとした切っ掛け 4

皆さんこんにちは♪

えなさん、相変わらず体調不良で死んでおります!
熱はやっと下がり、今は胃痛に身悶えてます(泣)
寝ても、覚めても永遠と痛い!!
こんなに痛くなるのは初めてかもしれない・・・
早く良くなるといいな♪


今日の更新も続きです♪

この作品には年齢制限はありません。
それでは、ご覧下さい。






郁は篤に撫で回されて少し乱れてしまった髪を整えながら、ちゃんとゆっくり浸かってね!と、言葉を添えて浴室に送り出す。

その言葉に手を挙げて答える篤を見送り、片付け開始とした。
とは、言っても高々二人分の洗い物、そんなに気負いせずとも直ぐに終わる。

テーブルに残った食器を流し台まで持って行き、まずはテーブルを綺麗に拭く。

そして今度は食器洗い。
カチャカチャと一つ一つ丁寧に洗う。

その洗っている途中でも直ぐ隣にある浴室から シャワーの音が聞こえる。
テレビでもつけていたら聞こえなかったであろうその音は郁の密かな楽しみでもある。

ちょっとやらしい気もしないでもないが、今、篤がどんな状況でいるのかが手に取るようにわかって、
それが何だか自分だけの特権のようで嬉しかった。

ほら、今もシャワーが止まって、これから湯船に入るはず。
出てくるのは10分ぐらい後かな、と狙いをつけて、郁は洗い終わった食器をそのままに
ヤカンに水を入れて火にかけた。

その間に寝室に行き、篤の着替えをセッティング、でも、さっき篤は部屋着には着替えてるので、郁が用意するのは下着だけ。

それを脱衣場に持って行き、バスタオルと一緒に藤のカゴの中へ。

「着替え置いておいたからね。」
と浴室にいる篤への一言も忘れずに。

シャワーの水音と共に
「ああ、サンキュ。」と篤のくぐもったお礼を聞いて郁も満足。

今度はまたキッチンに戻って、お湯が沸くまでの間に食器を拭き、棚に仕舞う。
そうしてると、浴室からザバッと水音が聞こえた。

出たのかな?と思ったのは郁の間違いではなかった。
ややあって浴室のドアの開く音が聞こえたからだ。

後は着替えて出てくるだけだから、予想はまずまず当たったって事かな。

ヤカンのお湯も沸き、マグカップを取り出して小さなティーパックをその中に入れる。
そして、お湯を注ぐ。ティーパックなのが味気無いが、二人、共に好きなカモミールティーだ。

頑張った篤に郁からのささやかなプレゼント。

でも、ここまで、順当にきていた郁の予想が外れた。
別に困る事はないのだけど少し残念な気持ちになるのは郁の側だけの理由。

郁の予想ではまだ着替えているはずの篤が思ったよりも早く、
リビングに戻ってきてしまったというだけの話だ。

篤に非は無い。

そんな気持ちが顔に出ないように極力笑顔で篤のいる方向に振り返った。

「早かっ・・・!!!あっ!篤さん!?何でそんな格好してるの??」

折角作った笑顔も篤の姿を見て一瞬で凍りつく。

いつもならば、キッチリ着替えてくるはずの篤がどうしたわけか、パンツ一丁。
今の時期が夏なら、わからなくもないが、それにしたっていつもの篤なら下ぐらいは着てくる。

だったら、何故そんな格好なのか―
それには、困ったように笑う篤が答えてくれた。

「カゴの中に下着とタオルはあったんだが、どういうわけか、部屋着が消えててな。
洗濯カゴの中を覗いたらあったんだが ・・もう汚れ物と一緒になっちまってるし、そのまま出てきた。
・・っていうかな、俺には覚えはないんだが、何か理由があって郁がやったんじゃないのか?」

言われて郁は、脱衣場に行った時の事を回想する。

えっと・・下着持って、とりあえずバスタオルを棚から取ったでしょ。
んで、カゴの中に入れて、一緒にあった部屋着は・・・・

段々と浮かび上がってきた答えに郁は、
あっ!!と、一際大きな声を発した。

「・・・やっぱり、あたしの仕業です。」

語尾が小さくなってしまったのは何か考えがあって、した事では無くて、
単なるヘマだったから。

篤も、そうだよなと苦笑いだ。

「ごめんなさい。ぐしゃぐしゃに置いてあったから、たたんでおこうと思ったんだけど、
何をどう勘違いしたのか・・・洗濯カゴに入れちゃったみたい・・。」

それよりも、今は、申し訳ない格好の篤に着替えてきてもらうのが先。
湯冷めでもして風邪でも引かれたら、それこそ妻の沽券に関わる。

それも、こんな理由で。

「篤さん、とにかく服着てきて!温かい飲み物用意しておくから!」

言って、篤をよくよく見ると心臓がドキンッと一度高鳴って、鼓動が早くなった。
そういえば、こんな姿を見るのは久しぶりかも。

ついつい、ジッと見詰めてしまうと、訝しげな篤と目があった。

「そんなにジロジロ見て、何か付いてるか?」
「いや、何も!」
「だったら着替えてくる。」

はい。と小さく返事をして、郁は危なかったと一息付く。

あたしは恥女か!何をそんなに見る必要がある!
心の中で自分に悪態を付いていると、寝室に向かおうとしていた篤がピタリと足を止めた。

どうしたんだろう?忘れ物?辺りを見回すが、そんな物、あるはずもない。

訳がわからず、篤さん?と問うと篤は進行方向そのままに背中を向けた状態で
思いもよらない答えを返してきた。








というわけで、失敗第3弾は着替えを間違って洗濯機に放り込んだ!!でした^^
まぁ、ありがちな失敗ってところでしょうか・・・・

こんな感じで、もう暫く郁ちゃん失敗談が続きますが、次の次ぐらいからRになるかな・・・
皆さんお楽しみに~

それでは、また今度♪



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