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呪縛 ―ずっとそばに―

皆さんこんにちは♪

まだまだ体調不良中のえなは今週いっぱいお休みを貰っちゃいました(-.-)
休み貰ってパソコンいじってるのもどうかと思いますが
触りたいものは触りたい!!←教官のようなセリフだ(笑)

今日はうだうだ連載(自分で言っちゃってるよ)をお休みして短編をアップしたいと思いまーす。
ちょっとばかし、痛い作品になっております。
肉体的にも、精神的にも?
指定も入りますが、それ自体はぬるいです。
まぁ、とにかく、ダークです(-_-;)
それでもよろしければ読んでやって下さい。


この作品には年齢制限が入ります。
18歳未満の方は閲覧しないようにお願いします。

それでは、ご覧下さい。





今日の堂上はいつもと違っていた。

いつも、郁に触れる時、激しいよりも優しいが勝っていて、意地悪でもしないかぎり、
どんな時でも真綿にくるむように優しく郁を愛でる。


でも、今日は・・・――








「やっ・・・っ・・」

鷲掴みにされた胸が痛い。
息も付けないほどのキスが辛い。
何も言わない堂上が怖い。


こんな事は初めての経験だった。


頬に涙がつたっても、堂上は見るのを避けているように、ただ、ただ、行為を続ける。

悲しいのに、辛いのに、身体は堂上が教えた通りに反応をしめす。
脚を割って堂上が間に入る。貪りつくようにソコに顔を埋めて卑猥な水音をたてる。

「っど・・ーして・・なん・・で?」

あたしが何かしましたか―?
こんなのは嫌。顔を見せて、安心させて、


このままだと――怖い。


嗚咽を噛み締めて訴えると僅かに堂上の動きが止まった。

「郁・・――。」

顔を上げた堂上が儚げに自分の名前を呼ぶ。

「どうしたんですか?あたし・・何かしましたか? 」
「違う。俺が・・おかしいだけだ。」
「何か、あったんですか?」


首を振る堂上が泣きそうになっているようで、郁は堂上をそっと抱き締めた。


怖いと―悲しいと―辛いと―思っていた筈なのに、今、郁の腕の中にいる堂上は
何かをぐっと耐えている小さな子供のようで、身体をめちゃくちゃにされるよりも、見るのが辛かった。


「教官?いいですよ。めちゃくちゃにして。」


その、郁の言葉が引き金になったのか、堂上は少し躊躇しながらも郁に触れた。

最初はおぼつかない手付きで。
でも、行為が進んでいくにつれて激しくなる。

余裕が無いのか、直ぐに入ってきた堂上のモノが郁の中心で動き回る。

打ち付ける度に堂上は郁の名前を呼ぶ。
はい、と一言でいい、返事をしたいのに声を出そうとすると、出す前に次の波がくる。

空を切ったような張り詰めた息が漏れるだけで、堂上の漏らす呻きと混ざり合う。

限界が近い、最後の波間にそれまで名前しか呼ばなかった堂上が祈るような眼差しで
郁を見据えた。

「郁――ずっと―――」

その先の言葉は聞き取れなかった。

でも、郁はその言葉の先を繋ぐように
「そばに――。」と付け加えた。


そして、二人は共に果てた。



* *



堂上が壊れた理由。


それは、同僚に言われた何気ない一言だった。


【思い出だけで彼女を想ってるだけじゃないか―】


そんな事は他人に言われるまでもなく、堂上がずっと思ってきた事。

何度となく考えて、思い出だと思おうとした時期もある。
それでも、結局は出来なくて、今となっては違うと自分に言い聞かせた。

でも、本当にそうなのか、と不安になったのだ。
それを郁にぶつけた。

わかっていたのに、一番そばで見ていたんだ。
思い出なんかじゃない、リアルな彼女を想っていると。

それでも他人に言われた一言に打ちのめされた。


それなのに、何もわからないのに、辛いだろうに、そんな俺さえも郁は受け入れてくれた。


思い出だとしても、そうじゃなくても、もう、この体にかかった呪縛はこのままでいい―
それが今に繋がるのなら。


今はこの呪縛さえも愛おしい。


ずっとそばに――







というわけで、思い出なのか、そうじゃないのかで思い悩む教官。
っていうかそんな事を言った同僚は誰だーーっとあたしが叫んでみる(笑)

本当に誰なんでしょうね?
きっと郁ちゃんに気があったんでしょうね。

郁ちゃん贔屓のあたしとしては、ちょっと可哀想な事をしてしまいましたが、
たまにはこんな時もあるよって事で軽く流してくれれば、と思います。

次回からは、うだうだ連載(笑)に戻ります!
それでは、また今度♪



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